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Squid Salmple User Guide 非公式日本語版

このページは ALM Busy Circuits ALM-022 Squid Salmple User Guide Manual Version 0.7(Firmware 188) を、元の章立てに沿って日本語化した非公式マニュアルです。

Squid Salmple は、Eurorack用の8チャンネル・オーディオ/CVサンプラーです。モジュラー環境でサンプルをすぐ録音し、リアルタイムに編集・変形できるよう設計されています。

初期のハードウェアサンプラーの影響を受けつつ、Pamela’s Workoutで実績のある操作体系を採用し、画面への依存を抑えた直感的な操作を重視しています。オーディオとCVの録音/再生、全パラメーターへのCV割り当て、再生を止めないUSBバンクの読み書きに対応します。

付属USBメモリーには、クラシックなドラムマシン、シンセ、フィールド録音、CVモジュレーションなど、およそ90バンクのロイヤリティーフリー素材が収録されています。

  • 独立8チャンネル、4系統のDCカップリング・ペア出力、ACカップリングMix出力
  • モジュラーレベルからラインレベルまで扱えるモノラル録音入力
  • 各チャンネル約11秒、16 bit/44.1 kHzの低レイテンシーRAM録音
  • Bit Depth、Rate、Speed/Pitch、マルチモードフィルター、レベル、Attack/Decay、Loop/Crossfade、Reverse、Start/End/Loop、複数Cue Setなどをリアルタイム編集
  • 内蔵CV入力3系統を任意の複数パラメーターへ割り当て可能
  • チャンネル6〜8に専用1 V/octピッチ入力
  • AXON-1/AXON-2エキスパンダーでCV入力4系統を追加可能
  • 手動またはパッチによる録音開始と録音先チャンネル制御
  • USBメモリーへ通常のWAVとして、8サンプル単位のバンクを保存/読み込み
  • USB経由のファームウェア更新
  • 逆極性保護、Skiff対応、英国製
項目仕様
電源+12 V:最大300 mA、-12 V:35 mA
21 HP
奥行38 mm
オーディオAKM codec、入出力44.1 kHz/16 bit
トリガー応答1〜2 ms
ノイズフロア約-75 dB

Squid Salmpleのパネル構成と各入出力

左からチャンネル選択、USB/Program操作、CV割り当て、録音入力、8チャンネルのトリガー入力、パラメーターボタン、V/oct、Trigger/Mix/ペア出力を配置しています。

出力は次のように扱われます。

  • 1+2/3+4/5+6/7+8 Out:DCカップリング。オーディオとCVの再生に使用
  • Mix Out:ACカップリング。全チャンネルのオーディオミックス用。CV再生には使用しない
  • ペア出力へケーブルを挿すと、その出力へ割り当てられたチャンネルはMix Outから取り除かれる
  • Trigger Out:+5 V。録音開始やEnd Triggerでゲート/トリガーを出力

Squid Salmpleは、8つの独立サンプルを1バンクとして扱います。各チャンネルには専用トリガー入力があります。

  1. USBメモリーを挿す
  2. USBを押す
  3. Programノブでバンクを選び、ノブをクリック
  4. LOADを選び、もう一度クリック
  • Channel画面でProgramノブを回すか、Chanを押してチャンネルを切り替える
  • Programノブをクリックすると、選択中チャンネルをプレビュー再生
  • 各チャンネルのTrigger入力へトリガーを入れて再生
  • 青いパラメーターボタンを繰り返し押して項目を切り替え、Programノブで値を変更
  • Chanを押すとChannel画面へ戻る
  • パラメーター画面でChanを押しながらProgramノブを回すと、同じパラメーターのまま別チャンネルへ移動
  1. 音源をSignal入力へ接続
  2. 赤いClip LEDが点灯する直前までLevelを上げる
  3. Recを押して録音待機
  4. もう一度Recを押して開始
  5. 再度Recを押して停止
  6. Programノブをクリックして再生
  7. Cuesを押して波形とStart/End/Loop位置を確認

選択中チャンネル、パラメーター名、値を表示する基本画面

左上が選択中チャンネル、上段がパラメーター名、中央が現在値です。

パラメーター内容
Bits再生時のビット深度を変更
Rate再生サンプルレートをkHz単位で変更
Speedリニアな再生速度。チャンネル1〜5のみ。Funcを押すとサンプル長を4拍とみなした1〜300 BPM表示を重ねる
Pitch長さを変えず表示倍率でピッチシフト。チャンネル1〜5のみ。Funcを押しながら回すと微調整
Quant再生速度を音階へ量子化。チャンネル6〜8のみ
Filterチャンネルごとのレゾナント・マルチモードフィルター
FrequencyFilter有効時のカットオフ。Funcを押しながら回すと同じ画面でResonanceを変更
ResonanceFilter有効時のレゾナンス。Funcを押しながら回すとFrequencyを変更

元サンプルのピッチがスケールのルートになります。

表示設定
OFF量子化なし
1212音クロマチック
OTオクターブ単位。元の速度へ合わせやすい
MAmiメジャー/マイナー
Hmハーモニックマイナー
PMPmメジャー/マイナー・ペンタトニック
LyPhリディアン/フリジアン
JpJapanese
P5ルートと5度
C1C4C5I/IV/VIコード
  • OFF:なし
  • LP:ローパス
  • BP:バンドパス
  • NT:ノッチ
  • HP:ハイパス
パラメーター内容
Level再生音量。50がUnity Gain。既定値30はミックス時のデジタルクリップを避ける保守的な値
Decayフェードアウト。値が大きいほど短い。Loop時はループ全体へ作用し、最大10秒
Attack再生開始時のフェードイン。Loop時の挙動はDecayと同様
E Trig再生終了時に別チャンネルへの内部トリガー、またはTrigger Outへの実トリガーを生成
Steps入力トリガーを隣接チャンネルへ順番に振り分け、ラウンドロビン再生。CV割り当て不可

Stepsは実際に端子へ入ったトリガーだけで進み、Programノブのクリックによるプレビューでは進みません。

Loop画面の矢印でモードを表示します。

  • 単一の前向き矢印:通常のワンショット再生
  • ループ記号付き前向き矢印:Loop点とEnd点の間を前向きループ
  • 前後両方向の矢印:Loop点とEnd点を交互方向に再生するジグザグループ
  • GATE表示:Trigger入力がHighの間だけ再生/ループ。Decayが設定されている場合、GateがLowになるとDecay段階へ移る
  • X-Fade:End点とLoop点をクロスフェードして継ぎ目を滑らかにする
  • Reverse:サンプルを逆再生

Cue編集画面のチャンネル、Cue種類、波形、Cue Set番号、ズーム表示

Cuesを繰り返し押すとStart、End、Loop点を切り替えます。

  • Programノブ:選択中のCue点を移動
  • Func + Programノブ回転:現在のCue点を中心にズーム
  • 最大ズームではサンプル単位のオフセット値を表示
  • StartをLoopより後ろへ動かすとLoopも前進
  • EndをLoopより前へ動かすとLoopも後退

同じサンプルに複数のStart、Loop、Endを持たせるCue Sets

Func + CuesでCue Sets画面を開きます。1つのサンプルに複数組のStart/Loop/Endを保存し、CV、トリガー、手動操作で切り替えられます。ブレイクビーツのスライスなどに使用します。

  • ADD:新しいCue Setを追加
  • Cue Setを選んでCues画面へ戻る:そのSetのStart/Loop/Endを編集
  • Func + Programノブクリック:選択中Cue Setを削除
  • 再生/録音中にSetを選ぶ:次回トリガー時の切り替えを予約。停止中は即時切り替え
  • CV割り当て時:0〜5 Vを存在するSet数で均等分割
  • RANDOM:トリガーごとにランダムなSetを選択
  • STEP:トリガーごとに次のSetへ進み、末尾から先頭へ戻る
  • SPLIT:すべてのSetを等分割し、同期したスライスを素早く作成
  • AUTO:トランジェントとゼロクロスを検出して自動生成。既存Setは、検出に失敗した場合も含め削除される
  • RM ALL:すべて削除。Undoなし

WAVにMarkerが含まれている場合、読み込み時にCue Setsへ変換されます。OcenAudioなどの編集ソフトでMarkerを追加できます。

チャンネル6、7、8には専用V/oct入力とノブがあります。元の再生速度に近いとChannel画面へ音叉アイコンが表示されます。正確に合わせるにはQualityのQuantを使用します。

トラッキングは意図的にローファイなサンプル&ホールド方式で、およそ2〜3オクターブです。純音ではクランチ、アーティファクト、エイリアシングが目立つ場合があります。必要に応じてフィルターを通します。

Stepsを除く各パラメーターへCVを割り当てられます。内蔵CV 1〜3と、AXON接続時の追加4入力は 0〜5 V に反応します。範囲外の電圧を入力しても安全ですが、値は無視されます。

  1. 割り当てたいパラメーター画面を開く
  2. 使用するCV入力のAssignボタンを押す
  3. Func + Assignで、その割り当てのデジタルAttenuationとOffsetを調整

Reverseだけは、Reverseを押しながらAssignを押して割り当て/解除します。

Channel画面に表示されるChoke先、元サンプル周波数、出力変更、Mute、参照チャンネル、ファイル名

  • Sample Reference:Chanを押しながらProgramノブを回し、別チャンネルのサンプルデータを参照
  • Choke:Chan、続けてEnvを押したままProgramノブを回し、停止させる相手を設定。画面にCx表示
  • Mute:Func + Env
  • Solo:Chan + Func + Env。複数チャンネルをSolo可能
  • ペア出力の変更:Channel画面でFunc + Quality。1〜4は1+2/3+4間、5〜8は5+6/7+8間で変更

既定では、Chan入力へトリガーが入ると選択チャンネルが次へ進みます。Firmware 185以降は Chan + Func + USBを押し続けると役割を変更できます。画面終了時に短い待ち時間が発生しますが正常です。

設定動作
Activate next channel次のチャンネルへ移動。既定動作
Choke all Channels全チャンネルの再生を停止
Punch in record cue setReplace録音中、現在位置へCue Setを追加
Load next bank次番号のバンクを読み込む
Reset all cue stepsSTEP指定されたCue Setsを先頭へ戻す
Reset all Step triggersSteps指定されたチャンネルを元の先頭チャンネルへ戻す
Toggle Record Monitor録音モニターをON/OFF

録音先は選択中チャンネルで、各チャンネル最大11秒、16 bit/44.1 kHzモノラルです。モジュラーレベルとラインレベルの両方、オーディオとCVを録音できます。

録音待機、録音中、入力モニターの各画面表示

  1. Signal入力へ接続し、Clip LEDが点灯しない範囲でLevelを調整
  2. Recを押してArm
  3. もう一度Recを押して開始。Trigger Outは録音中Highになる
  4. Recを押して停止

Func + Recで入力モニターを切り替えます。モニター音は出力8と、出力8がペア出力へ取り出されていなければMix Outへ送られます。

  • 500 ms未満の短いトリガー:内部Envelope Followerが信号の終了を検出するまで録音
  • 500 ms以上:Gateとして扱い、Highの間録音
  • 最大時間へ達するとバッファ先頭へ戻って録音
  • どちらもRecボタンで手動停止可能
  • Chan入力へトリガーを入れると録音先チャンネルを順送り
  • Chan + Recで録音先をLock/解除

Rec画面でProgramノブを回して選びます。

モード動作
Replace既存サンプルを置換し、既存Cue Setsを消去
Overdub既存データを-3 dB(50 %)に下げて重ね録り。Cue Setsを維持し、最初のSetを今回の録音範囲へ設定
Extend既存録音の末尾へ追加し、新しい録音用Cue Setを自動追加。11秒を超えるとfull表示

Extendの内容を消去するには、外側のCue Setを編集するか、Rec画面でRecを押しながらProgramノブをクリックします。

FAT32形式のUSBメモリーに、トップレベルの/ALM022フォルダーを使用します。存在しなければ自動作成されます。

USBバンクを選びLOAD、SAVE、LOAD 1、SAVE 1、RENAMEを実行する画面

操作内容
LOAD8チャンネルのバンク全体をRAMへ読み込む
SAVE現在の8チャンネルとパラメーター/CV設定を保存。既存バンクは上書きされる
LOAD 1バンク内の1チャンネルを、現在選択中のチャンネルへ読み込む。Func + Programクリックでプレビュー
SAVE 1現在の1チャンネルを指定バンク/チャンネルへ保存
RENAMEProgramノブで文字を選び、USBボタンで確定。ほかのボタンで中止

1つのBank Setには最大99バンクを保存できます。/ALM022の下に Set ABCDEFGH 形式のフォルダーを作ると追加Setになります。名前部分は最大8文字、USBメモリー1本につき最大16 Setです。

USB画面でBank 1より左へ回すと現在のSetが表示されます。ProgramノブをクリックしてSet一覧へ入り、読み込むSetを選びます。

Bank 1より左へ回し、Bank Set一覧から新しいSetを読み込む操作

Bank Setよりさらに左へ回すか、USBボタンを素早く2回押すとPoolを開きます。/ALM022/Poolは、バンク化前の単体サンプルやサブフォルダーを自由に置く読み込み専用領域です。各フォルダーは最大256項目です。

  • Func + Programクリック:プレビュー
  • Programクリック:現在のチャンネルへ読み込み
  • 対応WAV:16/24 bit、44.1 kHz
  • 24 bitは16 bitへ変換
  • 11秒超は切り詰め
  • StereoはMonoへ変換

Sample PoolでフォルダーとWAVを参照する画面

/ALM022/
├── Bank 01/
│ ├── 1/sample.wav
│ ├── 2/sample.wav
│ └── ... 8/sample.wav
├── ... Bank 99/
├── Set Getaphix/
│ └── Bank 01/ ... Bank 99/
├── Set Loops/
│ └── Bank 01/ ... Bank 99/
└── Pool/
├── Kick.wav
└── Breaks/

ALM022直下にBank、Pool、追加Bank Setを配置した例

Bank内の1〜8フォルダーに各チャンネルのWAVを配置した例

追加Bank Set内に複数Bankを配置した例

Pool内にWAVと自由なサブフォルダーを配置した例

各Bankには1〜8のサブフォルダーを置き、それぞれ任意名のWAVを1つ保存します。画面へ表示されるファイル名は先頭8文字です。番号フォルダーがなければ、旧Firmware互換のChan-00x.wavを探します。任意のinfo.txtへ、バンク名を先頭8 ASCII文字で保存できます。

  • 読み書き中も再生/トリガーは継続するため、演奏中にバンクを変更可能
  • 保存時はStart〜Endで切り詰める。Cue Setsがある場合は全Setの最小〜最大範囲
  • 長すぎるWAVは最大サンプル長で切り詰める
  • Squidで保存したWAVにはパネル設定などの独自メタデータが入る
  • USBメモリーごとに最後に読み込み/保存したバンクを記憶し、次回起動時に読み込む
  • USBボタンで1階層戻り、ChanまたはパラメーターボタンでUSB画面を終了
  • USB画面では録音できない
操作機能
Chan + Program回転同じパラメーターの別チャンネルへ移動
Chan + Func + Program回転全チャンネルの選択パラメーターを同じ値へ変更
Chan + Programで相手選択 + Func2チャンネルを入れ替える
Chan + Program回転別チャンネルのサンプルデータを参照
Chan + Env + Program回転Chokeする相手を指定
Func + Programクリック録音を有効にせずTrigger Outからトリガー送出
Func + Rec録音入力モニターを切り替え
Func + EnvMute
Chan + Func + EnvSolo
Func + CuesCue Sets画面
Cue SetsでFunc + ProgramクリックCue Set削除
Chan + Rec録音先チャンネルをLock
Rec画面でRec + ProgramクリックExtend録音を消去
Func + Qualityチャンネルのペア出力を隣へ変更

チャンネル6を1周期ループし、外部V/octで演奏するパッチ例

  1. チャンネル6〜8へサンプルを録音/読み込み
  2. LoopをON
  3. CuesでStart/End/Loopをズームし、ゼロクロスに合わせた1周期だけを切り出す
  4. V/oct入力へシーケンスを接続
  5. 外部Filter/VCAへ送るか、内蔵Attack/Decayでトリガー再生

Quantを使うと西洋音階で安定しやすくなります。波形ごとにCue Setを作り、Cue Sets画面へCVを割り当てれば波形を切り替えられます。

Trigger OutでDinky's Taikoを鳴らし、その出力を録音するパッチ例

  1. Trigger Outをドラム音源/EnvelopeのTrigger入力へ接続
  2. 音源出力をSquidのSignal入力へ接続
  3. Func + RecでモニターをON
  4. RecでArmしモードを選択、もう一度Recを押して音源を鳴らしながら録音
  5. 音源の設定を変え、Chanで次チャンネルへ進みながら繰り返す

Overdub録音とモニターを使った1チャンネル・ディレイのパッチ例

  1. 音源をSignal入力、空チャンネルのペア出力を外部Mixerへ接続
  2. Func + Recでモニター
  3. 録音モードをOverdubにし、Chan + Recで録音先をLock
  4. Recを押して録音し続ける
  5. 録音チャンネルをLoop再生し、Cue点と録音音量で遅延時間/Feedbackを調整

クリックを減らすには少量のAttackを加えます。Speedを変えるとピッチも変わるディレイになり、チャンネル6〜8のPitch/Quantならより整ったピッチ制御ができます。

Cue SetsのAuto検出とCV選択でドラムをスライス再生するパッチ例

  1. ビートを任意チャンネルへ録音
  2. Func + CuesからAUTOを選び、トランジェントごとのCue Setsを作成
  3. Cue Sets画面でCV1 Assignを押す
  4. ビート再生用ClockをTrigger入力へ、Random VoltageをCV1へ接続
  5. トリガーごとにランダムなスライスを再生

End Triggerでチャンネル1からチャンネル4を鳴らすパッチ例

再生終了時に別チャンネルを鳴らすには、元チャンネルのEnvをE Trigまで進め、>4のように送信先を選びます。元チャンネルのEnd位置を調整すると、次チャンネルの発音タイミングも変わります。E TrigへCVを割り当てたり、ONにして物理Trigger Outへ送ることもできます。

記録したCVをDCカップリング出力からFilterとVCAへ送るパッチ例

  1. オーディオと同じ手順でEnvelopeやCVを録音
  2. 対応チャンネルへGateを入れる
  3. DCカップリングされたペア出力をFilter Cutoff/VCA CV入力へ接続
  4. LevelでCV振幅、チャンネル6〜8のPitchまたは1〜5のSpeedで時間を変更

Start/Endで形を編集し、Attack/Decayで滑らかにできます。LoopをONにすればLFOになり、Bitsを下げれば階段状のCVになります。ACカップリングのMix Outでは記録したCVを正しく再生できません。

製造日から2年間、製造上または材料上の欠陥が保証されます。誤った取扱い、落下/浸水、誤配線、過度の熱/直射日光、不適切な使用、非公式Firmwareによる損傷は対象外です。

最新情報、ダウンロード、FirmwareはALM Busy Circuits公式サイトを確認してください。問い合わせ先は [email protected] です。

I. DCオフセット校正/システム情報

Section titled “I. DCオフセット校正/システム情報”

通常は工場校正済みです。Func + USBでSystem画面を開きます。

  • V:Firmwareバージョン
  • S:録音入力のDCオフセット
  • A:サンプル出力のDCオフセット

校正手順:

  1. USBメモリーを抜き、何も接続せず電源を入れる
  2. 7+8 Outを高精度なMultimeter/Oscilloscopeへ接続
  3. Aを選び、出力が0 VになるようProgramノブで調整(目安-2000)
  4. Func + Recで入力モニターをON
  5. Sを選び、出力が再び0 Vになるよう調整(目安-200)
  6. Chanなど別ボタンで終了。設定保存中は1〜2秒停止する

Funcを押しながら回すと100単位で変更できます。

  1. 公式のalm022-fw.binをUSBメモリーのルートへ置く
  2. Funcを押したまま電源ON
  3. 数秒後にFuncを離す
  4. Updateと進捗バーが表示されたら、完了して自動再起動するまで待つ

画面が空白のままなら、USBメモリーの認識、ファイル名、ルート配置を確認します。必ず公式Firmwareだけを使用してください。

4 HPのAXON-1は、内蔵3系統と同様に使えるCV入力4系統を追加します。電源を切った状態で付属キー付きケーブルをSquid背面の6ピンHeaderへ接続します。Firmware 165以降が必要です。各入力のFunc + AssignでデジタルAttenuation/Offsetを調整します。

Squid Salmple背面の6ピンHeaderへAXON-1を接続した状態

4つの追加CV入力とAssignボタンを備えたAXON-1パネル

8 HPのAXON-2はCV入力4系統に加え、各入力の手動OffsetノブとPerformanceボタン2個を備えます。

  • Button A:選択チャンネルのMute切り替え
  • Button B:Chan Trigger Inputに割り当てた動作を実行

Firmware 187以降が必要です。

USB 2.0対応を明記した信頼できるメーカー製品を推奨します。公式マニュアルで動作確認済みとして挙げられている例:

  • SanDisk Cruzer Fit 16 GB
  • SanDisk Ultra USB 3.0 64 GB
  • Kingston DTSE9 8/16 GB(32 GB SE9 G2は非対応)
  • Kingston DT micro 3.1 16 GB
  • Kingston Datatraveler 100 G3 16 GB
  • Integral Micro Fusion 8 GB
  • Integral Metal Fusion 16 GB

約85バンクの付属サンプルはCreative Commons CC0でPublic Domainへ提供されています。追加バンクはALM ShopおよびSquid Banksで公開されています。

原文:ALM-022 Squid Salmple User Guide - Manual Version 0.7(Firmware 188)